ベッリーニの歌曲 Almen se non poss’io から終わりの8小節だけ歌って説明します
歌い方はいろいろあります
解りやすく、単純に楽譜に近い形で歌っています
母音を息に載せて送り出す、という声の響かせ方です
母音を響かせるには、身体というタンクに
息をたっぷり入れて、その息に母音を載せて母音を連続で送ってゆくという事です
Aaaa Iiiii Eeee 次の音に移る瞬間まで
母音を送り続けてやっと響きとなります
それの連続でフレーズが成立し鳴るのです
そして、母音は密度のある音の詰まった響きではなくてはなりません
あくまでも音の詰まった密度の事で、喉をつめてはなりません
E(エ)はE I(イ)はI(イ)なのです
これも、あくまでも歌う場合いのイタリア語のE I です
ここでは日本語の片仮名を付けましたが、日本語の喋り言葉のそれとは違いますし、イタリア語の喋り言葉の母音とも違います
あくまでも、クラシックの声楽曲は喉を開けないといけません、喉の開いた母音で鳴らすのです
どゆこと?と、もっと詳しく知りたい方は、私の処にどうぞいらしてくださいね