2015 2月 : 神戸市垂水区の声楽教室　CANTIAMO IL BELCANTO

一生懸命に頑張ったレッスン。
幸せの時間。
充実の時間。
音楽家は、先ず技術を習得するだけでも、苦労していますよ。だけど、苦労と感じていない人は多いと思います。全ての事を前向きに明るく受け止めて皆さんの前に立っていると思います。肉親が亡くなった時でも皆さんの前に立って皆さんに喜んでもらうように振る舞っていると思います。
音楽家は何があっても、人前では笑顔。人に夢と楽しみを与える仕事ですから。どんなに心で泣いても、人前では笑顔です。

先ほどは、ちょっと悲しい気持ちの投稿でしたが、私の人生そのものは、とてもイキイキとしていて、楽しい思い出が沢山あります。私の部屋にも、思い出の写真が沢山並んでいます。全て、生徒さんと一緒の写真。自分が歌っている姿。いろいろです。
先日(火)はまたまた在原先生のレッスン！その写真があるんだけど、まだ送ってもらってない。
もうすぐ送信されるかな？何かに夢中になれる、て、ほんとに幸せな人生です。私は将来、アマチュアからプロまで見れる、ボイストレーナーになりたいの。できたら日本中のプロの歌手が私を頼って来てくれるくらいの、プロフェッショナルなボイストイレーナーになりたいです。
優秀な歌手であればあるほど、きちんとしたボイストイレーナーが必要なはず。
そう思って、日本人でありながらイタリアで勲章をもらっている、在原先生のレッスンを受けています。
在原先生のレッスンを受けている事は、私の夢の為の、始めの第一歩です。というより、在原先生の影響を受けて、先生のレッスンを受けているうちに、そのような新しい夢ができました。
私は世界をまたにかけるオペラ歌手になりたかったです。しかしながら、なれませんでした。それならせめて、世界で活躍する、日本で活躍する、プロの歌手のお役に立てるようなボイストイレーナーになりたいです。
今は、まだまだ勉強中です。
どうやって、その夢を叶える方法があるんだろうか？全然検討がつきません。
在原先生は、イタリア国政府より、勲章をもらっています。私、なーんにもない。どうすんの？て感じ。
それに先日のレッスンでは、歌、て、なんて難しいんだろう？と思いました。
私は今までなめてたんだろうか？そういう訳ではないけれど、一瞬そう思ってしまいました。
生身の身体、生身の声帯、そして感情のコントロール、それらを扱う身体という楽器。この世で一番奏でるのに苦労する難しい楽器に思います。だからはまる！

(月)のグループレッスンの方々に、不信感を与えるような事をしてしまいました。皆さん、『千賀先生どうしたんだろう？私達はこれからどうしたらいいんだろう？』と思っているようです。本当かどうかはわかりませんが、それが原因で辞めていかれた方もおられるようです。頭が先走ってしまって、また私の勘違いもあって、お月謝の事を曖昧にしてしまいました。しかも、最初に自分で決めた規約があったのに、違反してしまうような事をしてしまいました。恐らく最近忙しかったので、余裕を持って考えられず、私の頭の中で考えていた事がつい、先走って出てしまったと思います。これは、次回しっかり皆さんにお詫びをして、これから改めたい事柄を丁寧に説明をし、最初と今とでは事情も変わってきているので、お互いに困らないやり方を取りたいと思います。こちらが一方的なのもよくありませんが、お月謝は、私のお給料ですから、洗いざらい相談する事はできません。なので、お互いの立場に立って考えて、折り合いのつくやり方が必ずあると思いますので、しっかり私
の方で考えた案件を提示し、できたら了承を頂きたいと考えています。恐らく、これならなんとか、了承を得られるであろう案のつもりです。予め、生徒さんの中の、よくお世話をしてくださる方には話してありますが、意見は各々いろいろあり、どれもその人の立場で正しい意見だろうと思います。どうしても、了承を得られない方がおられたら、それはそれで仕方がないと思う事にしています。
やはり、間違ってしまった事は、きちんと謝罪せねばなりません。

音楽家は音楽家特有の悩みがあります。昔から、バッハやモーツァルトの時代から、どんなに素晴らしくても裕福にはなれません。自分一人が食べて行く事に必死な上に、技術維持、向上したく、勉強には惜しみなくお金をつぎ込まねばなりませんし、活動すればするほど出費も多く、舞台に立ってもギャラは出なかったり、出てもしれてます。根本的に演奏家としての精神でものごとを考えてしまうので、働き方にもどうしても制限ができてしまったり、音楽業界特有の常識と、一般常識の狭間で葛藤したり。しかし、いろんな方々に支えられて成り立っている事は多いので、不誠実な事はやはりしてはならないと思います。私は少し気が緩んだのかな？と思って気を引きしめ直さねばと反省しています。
あまりに多くの方々から優しく親切にされ過ぎて、甘えが出たかもしれません。本当に申し訳ない事です。これから改め、頑張ります。何卒宜しくお願い致します。

完璧に仕事をしようとしない事！
次に寝る、食べる、休む、運動する。
仕事はある意味いい加減がいいが、私は、ちょっといい加減すぎるような気がするので、もうちょっと努力が必要。
私の知ってる人は、情熱的に仕事をするが、なんか結構、適当でもあるみたい。適当も結構目立つけど、やる時にはやってるから、かっこよく見えるし、バカみたいに前向き！

さっきも書いたけど、本気度！情熱！愛！この３つは欠かせない。
『愛』について、一つの仕事が成功する時というのは、絶対にたった一人で成功はしないんです。必ずいろんな人が絡んで、いろんな場面でいろんなやり取りがされます。意見の食い違い、もめ事も起こります。でもそうした時に、根本に、人を大切にしよう。思いやろう。という気持ちがなかったら、事はなし遂げられません。助けられる事もたくさんあって、成功に導かれます。相手に敬意を持って、感謝する気持ちも持って、それもちゃんと言葉にして、表現してです。励ましたり、励まされたり。どんなことも、たった一人で成功はあり得ません。必ず、誰かが絡んでいるはずです。
人への愛がなかったら、成功はあり得ません。

先日、無事にＫＣＣ発表会が終わりました！

私は大満足。３４名の合唱二部。
よくまとまりました。
私自身、全力で本気で向かって行きました。
みんな楽しかった上に、ほんとによく歌いました。
みんなかっこよく美しかった。なにより本格的だったし。あんなにくそ真面目にできたグループはそうないような気がします。
くそ真面目だったから、私もなんだか舞台袖で緊張した。でもなんか、ちょっと緊張している自分自身に酔いしれた。緊張している私、ちょっとかっこいいかも？て後で思った。
舞台の仕事好き。緊張が好き。たまらん！ みんな有難う。一つの事を成功させようと思ったら、どれくらい本気になれるかが勝負。成功させたい仕事は、情熱的にやらないと。
仕事に情熱的、て、素敵な事。
そして愛もないとね。そこに愛もないと、ただ真面目だけでは成功しない。自分の事だけに必死では成功しない。愛がない。
私のいつも付けてるピアス、『Amore』“愛”て書いてるの。
発表会の仕事に取り組み出した時から意識して買ったの。高かったけど、奮発して買ったんだあ。
それから、幸運のFarfalle蝶々。
この２つはお守り。大事なの。

字を間違ってました。
断つ×→裁つ でした。

私は、こっちの写真の方が好きだったのだけど…。
写真の写りかたいろいろ研究しなくちゃ。私、顔長いね。それによく笑ってないと、余計に不細工みたい。よく笑うように普段からそうします。笑えばなんとかなる！

昨日、繕い断つ人 を見に行きました。神戸が舞台になってて、知ってる所があちこち出てました。その中でも感激したのが、結婚式のシーンで使われた、グッゲンハイム。いつものグッゲンハイム。天井にはいつもの鳩の飾りが付けられていて、いつものお庭でのパーティー、いつものピアノ、いつもの棚、いつもの部屋。いつもの椅子。いつものグッゲンハイムでした。そういえば、前に、「映画の撮影が入るから、使えない日が多くなるよごめんね。」と言われてた時があったのを思い出しました。車椅子がグッゲンハイムに置いてあったのも見かけたような気がしてきました。この映画の撮影だったんだなあ。こんな立派にグッゲンハイムが出演するとは！
とにかく映画の中でも馴染み通りいつものグッゲンハイムでした。『繕い断つ人』是非見に行ってみて！

今は、この言葉を自分に繰り返し言い聞かせるしかない！

そしてなんでも、自分の頭で考えなくては。