お知らせ

歌う時はいつでも

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レッスンで歌う時でもそうです。いつでも、お客様側の立場に立って、今、自分の声がどう聞こえているのか、想像して歌ってください。練習曲であるコンコーネを歌っていてもですよ。コンコーネは歌詞が付いていない分、楽譜からのメッセージを読み込み、お客様にどう聴かせるか!今、自分が発している声がどう聴こえているのか、今、自分が歌ったフレーズは、どう感じているか、先ず自分がどう感じて歌っているかも大切ですが、最終的にお客様にどう聴こえているのか想像する力が必要です。
コンコーネはただの練習曲と違いますよ〜♪音楽です。そう思うとコンコーネは素敵な曲なんですよ。

カデンツは、お客様との対話。

オペラアリアをよく歌われている方はご存知と思いますが、ソプラノのオペラアリアにはカデンツという華やかな音階の連続したものが大抵付いていますよね。特に、ロッシーニ、ベッリーニは多いですね。
長い長いカデンツが連続します。細かな音、一つ一つ響きを保たねばなりません。もの凄く難しいですね。つい終わりの音がいくつか流れてしまって曖昧になってしまいますよね。でもプロの歌手がそんな風だとお客様をちょっとガッカリさせてしまいます。『こんなに練習してるのに』と落ち込んでしまう事がもしあったら、次の事を心がけてみてください。カデンツを音が狂わないようにとか、響きを持ってとか、あまり頭で考えて歌っていると、大抵音程が外れ、響きはなくなります。急がず、ゆったりと、丁寧に落ち着いて、どっしりお腹を下へ据えたら、楽しくお客様へ訴えかけましょう。お客様に聞かせましょう。カデンツは聞かせる所ですよ。正しく歌う!ではなく、聞かせましょう。遠くのお客様目掛けて、声をお客様に向けてみましょう。失敗する時、大抵、自分の殻の中だけで小さくなって下向いて歌っていますよ。遠くへ声を向けましょう。訴えかけるように歌いましょう。
そうしたら音程は狂わないし、響きも最後まで保てますよ。カデンツで必死こかないように!目の前のお客様を忘れないように。
カデンツは、お客様との対話です。

歌う事は楽しい事のはず!

歌う事は楽しいですよね。真面目になり過ぎて、必死こくのもいいけれど、私の生徒さん達は、みんな趣味で歌っているのですから、本当は伸び悩む必要はないのです。その人の良さが出る曲を選んであげたり、私に能力があれば、有名なオペラアリアでも、パッと調を変えて伴奏が弾けると伸び悩む人なんて、出ないかもしれませんね。
もう半音低ければ、もう3度低ければ、憧れのオペラアリアを楽しむ事ができて、有意義な充実した時間を楽しんで貰えるのかもしれませんね。みんなが楽しめる教室にしなくては…。それにはもっとマメに、私が働かなくてはと思います。移調譜を作るとか。やらねばならない事が沢山ありますね。しかし歌える人には、やはり趣味であってもきちっとした発声法を知ってもらって、またそれのできる歌手でもあり、講師でもありたいと思っています。少し上を目指したい方の為に、私も日々訓練しておりますよ。(^O^)

すっかり街の歌の先生に染まってしまった結果

先日、本番だったのですが、妹の感想が、舞台人としてのオーラがないとの事。悲しいです。少し、上手く歌おうとし過ぎたのでしょうか?なんだか伸びやかさが出ませんでした。
Brava!のかけ声もかかって、カバティーナの前では、拍手も頂いて(終わりと思った方がおられたのでしょう。一瞬途切れますから)それが励みになり、気持ちが盛り上がり結果的に良かったのですが、妹の感想は率直で、上手だか、感動はない、というまさにその通りです。素晴らしかったと言ってくださる方もおられますが、やはり専門家達の感想も、「良かったよ」という労いの言葉はかけてくれますが、本当に感動を持ったお誉めの言葉ではない事は感じるのです。何より、自分が一番わかっているのです。
妹は全くの素人ですが、いつも私を応援してくれています。そんな妹が言うには、もっと舞台に立たないと、との事。やはり舞台で鍛えられる声があります。率直な感想です。家族だから、聞ける本当の言葉です。
昔は、先生は、舞台の人、と、言って貰えてたのに、最近は、すっかり、街の歌の先生に染まってしまったようです。
妹の罪なき感想ですが、とてもショッキングな感想でした。しかし、これからは、生きて行かなくてはならないので、仕事と、舞台との両立はかなり難しいです。悲しいけれど、生きて行く事を考えると、実は今が精一杯のように思います。先生業に染まらないと、生きて行くという事ができない気がします。両立が上手く出来ているという事は、時間と体力に限界もあるので、練習量も自分が思うようには取れてはいません。そんな中、自分の実力を十分に発揮するのは、至難の業です。
私としても、今日の演奏は、誉めてくださる方もおられますが、そうでない意見もあり、そうでない意見は自分の中でも感じている、むしろ自分が一番感じている事で、何処か不満足です。でも実は、今はこれが精一杯である事もまた正直な気持ちです。
言い訳ではなく、本当に精一杯なんです。技術的にそこそこの出来であっても、本番の日に声をなくさないように守るやり方で精一杯です。声はやはり消耗品なので、どんなに良い発声で歌っていても、身体が疲れると声も壊れ安いですし、そうすると練習量にも限りが出てきます。日本の音楽の環境では、どの方も十分に本当の自分の実力を発揮するのに、大変な苦労を強いられていると思います。
それでも、先ず生きなくてはなりませんし、それが前提の上、やはり舞台の仕事もやらない訳には参りません。先ず魂が、歌う事を求めます。なので、決して舞台人である事から完全に降りる事はできません。日本の歌手は、みんな疲れて声を枯らしながらでも舞台に立っています。何処かで折り合いを付けながら舞台に立っています。私も、なるべく舞台に立つよう心がけ、挑戦する気持ちを持つよう努力して参ります。やはり、講師である前に歌手でなくては、本当の良い講師にもなれないように思います。今日の妹の感想にはうちひしがれますが、事実なので、しかと受け止め、前向きに努力するように致します。

神戸からのしらべ

2013年11月10日(日)3時開演。うはらホールにて、『神戸からのしらべ』 が開演されました。お客様はほぼ満員。出演者の方々は、皆さん華やかにバラエティーにとんだプログラムとなり、爽やかな歌声の4人のアンサンブルから始まり、声楽独唱、二台のピアノ重奏、パーカッション、新曲作品披露、特にフルスや、楊琴 は、普段あまり耳に馴染みのない方も多い事でしょう。美しくもあり、また珍しい音色にお客様も興味深く聞き入っておりました。
神戸音楽家協会は、プロの演奏家ばかりの集まりです。多彩な分野の才能溢れる演奏家が集まり一つの音楽会を作り上げた『神戸からのしらべ』。今日の一つの経験を糧に音楽家達は、神戸から世界へ羽ばたけますように。神戸音楽家協会と神戸の街の皆様とが一丸となって、音楽ホールの見直し等、環境造りも含め、何より芸術を愛する街、神戸!になれば素敵だなあと思う演奏会になったような気が致します。

ソプラノ千賀恵子

2013.11.7.最初はあんぐり口を開けてでも…

ご無沙汰してました。
とっても忙しく過ごしています。口の明け方もう一度確認しましょう。(^O^)
ベルカント唱法はほとんど顎を下げません。口があまり開くと、声がこもります。身体で押してたくさん出すようになるので、声の疲れがすぐに来ます。軽く開けましょう。
開けないと声が出ないのは、筋肉がまだできていない証拠です。口をほとんど開けないでも声が鳴るようになるまで毎日少しずつの練習をします。毎日10分でいいですよ。マンション住まいだったりしたら、声出せませんものね。
筋肉ができるまでは、大きく口を開けないと出ないかもしれません。最初はそれでも構いません。声を先ずは出さなくては、鍛えたい筋肉も鍛えられませんから。
とにかく声を出しましょう。高音域は、最初は叫んだみたいになっても段々、軽く出るようになってきます。早い人は数ヶ月、半年、時間のかかる人は、1年、2年。でもみんなできるようになります。
諦めず続けてください。

2013.10.31.イメージトレーニング

イメージトレイニング、いいと思っているのですが、先日は確信を得られず…。でもいいはずなので、確信が持てた時、どんな風に良いのかまたお話しますね。今日は、ホームページ開設後初めて、ホームページを見てお電話をしてきてくださった方が一人おられました。ありがとうございました。今度、体験レッスンを受けられるのですが、その方の望まれているものであれば良いなと思います。

イメージトレーニング

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今度、11月10日(日)は、神戸音楽家協会の演奏会に出演します。
歌う曲目は、I puritaniの、Qui la voce その他 です。私は本当のコロラトゥーラではないのですが、最近、声を先ずは軽ろやかに出すという練習をしているうちに、コロラトゥーラの曲も歌えるようになりました。本当の声域は、ソプラノのリリコレッジェーロだと思っています。なので時に、ヴェルディのレクイエムも歌ったりするのです。また歌いたいわあヴェルレク。
それはさておき、明日、仕事の合間で伴奏者さんと合わせをします。何度も歌っている歌なので、早速暗譜でばっちり歌いたいと思って、晩ご飯を食べてからイメージトレーニングをして何度も頭の中で歌詞とメロディーを繰り返し歌います。ちょっと振りも付けてみたりしてます。効果が明日早速出るといいのですが。お休み前のイメージトレーニングは、下手すると、頭が冴えて眠れなくなる事があるのでご用心。
それから話は変わり、夢地図を作る為のコルクボードを今日買いに行きましたが、そこ止まり。なかなか忙しくて暇がないなあと思います。ぼちぼちゆっくり少しずつ作ります。楽しい夢を考えていたりしたら、不安とか、マイナスな気持ちが少し和らぐ気がします。力強く前へ進めそうな気がします。それにちょっといい事が起きたりします。実際に作り上げたらどんなにいい事があるのか?と、期待してしまいます。考えているだけでもこんなに楽しいし、実際いい事ありましたし…。
でも夢ばっかり見ていてもいけないので、今日もコツコツ練習をし、今はイメージトレーニングを終えたところです。お昼間は仕事があってなかなか自分の練習時間を持つのは大変です。時間があっても疲れ過ぎて自分の練習どころではなくなったりします。こんな時、イメージトレーニングだけでもしていたら、気持ちが安心です。不安が少し解消します。舞台に立つ、て、大変です。趣味で歌っているわけではないからです。完璧な演奏を求めます。でも完璧なんてあり得ません。それでも!完璧を求めます。
頑張ります。
それではまた明日イメージトレーニングの効果を知らせに更新しますね。

歌が上手くなりたい気持ちを大切に。

私の生徒さんは、みんなそうですが、『歌が上手くならた〜い』て願って来ています。しかし、なんだか伸び悩む人もいます。また私もそういう方に対して、適切なアドバイスをどうやってして差し上げたら良いかとても悩みます。
伸び悩んでいる時は、何か気分的にも沈みがちだったり、身体がとても疲れていて、自分でも疲れている事に気が付かない、気が付いていても疲れが取れないままでいる、という風になっている気がします。そこで私が今思いついたのが、そんな方こそ、私が最近話している夢を友達やご主人に語ったり、夢地図を作ったらいいかもしれません。
私も作ろうと思っています。作ったら写真に撮ってまたお見せします。一見歌と関係ない事に思うかもしれませんが、歌が上手くなりたい思いを込めて、歌とは関係ない事でも、『あーなったらいいなあ。こうなったらいいなあ』『本当はこんな事したかったんだあ』と、密かに心の奥に眠らせている夢を一回表にさらけ出してみるのはいいかもしれません。夢地図は見える所に張るのがいいそうです。いつも自分の夢を意識した生活をしていたら、潜在意識に働きかけて、そうなるように自然に動いていたりするそうです。そうしている内に、生活そのものがイキイキしてくるのではないでしょうか?そうすると、テンションも高くいれるので、相乗効果で、歌も上手くなって行くのではないのでしょうか?やっぱり伸び悩んでいる時というのは、
テンション(気)も低めだと思います。気が低いと、『声』て、出ないものなのです。私は逆にいつも歌っていて、テンションが高めなので、家では静かにしていたいし、静かな場所をやたらと好みます。一人でカフェとか大好きです。声の小さい人も困りますが、声の大きい人とお話するのはしんどくてとても嫌になります。いかにテンションをちょうど良い位置に戻すか?を考えて過ごしているように思います。今日、自分の夢の事を考えていただけで、テンションが上がってワクワクしました。それだけで声に張りが出て、歩き方も快活になりました。1日が充実しました。是非、歌を習っていて、停滞(スランプ)が続いていると感じた時は、自分の夢について考えてみてください。
あり得ない夢でもいいみたいですよ。あり得ないと決め付けないで、あまり考え過ぎず、先ずはメモ帳にでも、箇条書きに夢を書いてみてください。私はそこまではもうすでにやりました。『無理』て、思わず、決め付けず、心に素直に浮かんだ夢を書きだしたら、あれもこれもやりたい事が溢れてきました。旅行に行きたいとか、素朴な夢まで浮かんできました。書いているうちに、『ひょっとしたら叶う?』と、自然に思えてきてしまいました。可能性を見いだせると思います。余暇の時間が楽しくなると、今、目の前にある取り敢えずはやらなくてはならない仕事に対して、やる気が出て、無理と思っていた夢も無理じゃない気がしてきたんです。なので、夢地図を作ったら、もっと早く夢を叶えられるかも?と思えてきました。夢地図絶対作ろうと思います。
皆さんもやってみてください。きっと歌う事にもいい影響があると思います。
私は、3000万の家を買う事、そしてそこに歌好きの人がいっぱい集まる事です。公開レッスンや講演会で全国を飛び回り、歌もいっぱい歌って、毎日が楽しくてしょうがない人生を作ります。

2013.10.24.私の夢♪

私、朝ドラの『ごちそうさん』を毎朝とっても楽しみに見ています。なんか、め似子がかわいいなあと思って…。食いしん坊で、朝からかりんとうをかじっている姿は子供っぽくてかわいいです。また、西門さんを好きな気持ちに自分で気が付いていないところもかわいいです。
朝ドラが楽しみで朝起きる、て、なんかいいなあ。と、朝ドラを見ているうちに、段々私もテレビの向こう側に行きたくなってきました。まさか女優さんにはなれないので、朝ドラで、私の歌声が流れるとか、そういう事で何かのドラマに参加したいなあと思うようになってきてしまいました。
いつどこで誰が見ているか、聞いているか、わからないので、今まで、演奏会を疎かにした事は一度もありません。もの凄く気を張って過ごしています。どの本番も、一生懸命に歌ってきました。生徒さんの発表会の場でもです。発表会の場は大変です。人のお世話やいろんな事を気にしながらなので、本当に心身共に疲れ果てます。終わった後も休みらしい休みはありません。動きながら、疲れが癒えて行くのを待ちます。こんなに頑張っているのだから、また何かいつか、できたら近い内に、楽しいお仕事入ってきて欲しいです。楽しいお仕事入ってきた時は、自分は笑顔で輝いています。まさに2011年の、CD収録は、ある演奏会を一生懸命こなした後、その演奏会の事すらだーいぶ忘れていた頃に、電話がかかってきて、「CDを作りませんか?あの時の演奏が素晴らしかったので、もうあの時からあなたに声をかけようと決めていました。」との事でした。『ならその時すぐに声かけてよ〜』て思ってしまいます。『もぅ〜退屈するじゃないですかあ?』て…。CDを
出す事は、なんとなくあり得ないと思いながら、でもひょんな事から、そうなったらいいなと心の何処かに眠っていた夢でした。一見、あり得なさそうな夢でも、夢は描いた方がいいなあと思います。
そして時々、何処かで語る事もいいなあと思います。できたら、私は、華やかな場所で忙しくしていたいです。お洒落もして(快活で楽な格好、でもお洒落)華やかな場所を出入りしたいです。講師の仕事だけでは物足りないです。金銭的にも、私の声そのものに価値を付けて欲しいです。
声を出す、て、大変な事なのに、誰にでもできる事ではないのに、価値が低くて悲しくなります。(´;ω;`)
認知度が低いとどんなに素晴らしくても価値は低いです。名誉だけでは生きていけません。
毎朝、もしテレビから私の声が流れたら、どんな気分で朝をむかえるのでしょう?世間の皆様には、そんなに不快にはさせないと思いますよ♪

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