お知らせ

2013.9.12 .今日もはひふへ“ほ”で、あえいおう

こんには。
先日は、朝夕、涼しくなったと言ったものの、やっぱり何か暑いですね。
明日から週末にかけて、神戸は雨になるようですよ。ところで最近、はひふへ“ほ”の話が続いていますが、どうか飽きずに聞いてください。
はひふへほの“ほ”の口で、「あえいおう―」と言ってみてください。(^3^←このくらいぶちゅっと出して「あー」。「えー」の時、大抵の方は、唇がかぶさって舌が上がり、こもった声になったり、声のトーンがなんとなく下向きになってませんか?またつい、唇が横に広がったりしてませんか?まずは我慢して、唇を前に突き出す!(^3^←
次に、舌の位置を固定。[舌先をちょんと下の歯茎辺りに軽く付けておけば、舌がうろうろしません。迷いません]
そして、声の方向を「あー」の時よりも、気持ち遠くの上方向を目がけて出してみてください。「あー」と、「えー」の声のトーンがそろいましたか?そして、「いー」は、まさにこれ(^3^ ←この口で自分の耳に「いー」らしい「いー」になるまで、自分でコントロールしてください。口はどれくらい開けるのか、閉めるのか、唇はどれくらい開くのか、いろいろやってみて、自分の耳に納得のいく「いー」を探してください。次は「お―」(^3^←しっかりこの口。口が開き過ぎてないか、閉じ過ぎてないか、自分の声をしっかり聞いて? よく、「あー」ぽく聞こえてる人がいます。しっかり自分の耳に「おー」と聞こえてますか?もしくは こもっていませんか?そして次は、「うー」 「おー」の口からそのまま顎は動かさず、唇を前へ。自分の耳には、「おー」ぽい「うー」に聞こえていたら正解です。日本語の“う”とは違います。因みに、最初の「あー」は、「おー」のちょっと唇が開いた感じ。初めて聞いたら、「おー」に聞こえると言う人がいます。
日本語の「あー」は開いてますし、開いた「あー」しか聞いた事なかったら、「おー」に聞こえるのでしょう。でも歌う時、ベルカントで歌う歌は、西洋の言葉を使いますから、つまり、「A」ですから。平仮名で説明しましたが、「AEIOU」ですから。日本語の「あー」のイメージのままだと、軟口蓋(なんこうがい、と言って、喉の奥のビラビラのある辺り)が下がってしまって、ひらべったい声になります。
はい。ではもう一度!「あー、えー、いー、おー、うー」何回も繰り返して、なるべく、声の響きは上の方で言ってみましょう。「AEIOU」。はひふへ“ほ”(^3^) の口で言ってもらっていたら、先ほど少し触れました、軟口蓋(なんこうがい)が上がって、喉の開いた状態が自然にできてると思います。しかし、これらの事は、やっぱり、先生に聞いてもらいながら行うのがベストですね〜。o(^-^)o
こんなかたちででもこのように説明して、少しでも参考になったらいいなあ。と願っています。ベルカント愛好家の皆さん、頑張ってくださーい!私は皆さんの事を応援しています。
\(^O^)/

はひふへほの口は、効果絶大

こんにちは。少し間が開きましたが皆さん、如何お過ごしでしょうか?朝夕は涼しく感じるようになりましたね。o(^-^)o
さて、先日お話しました、はひふへほ の“ほ”の形の口で歌うお話、覚えておられますか?これは効果絶大!続かなかった息が続くようになった。音程が取りやすくなった、と、私の生徒さんも実感していているようです。私の耳にも確かに声が変わり、しっかり芯のあるまとまった声が出るようになっていました。
ただ、皆さんに1つ気を付けてほしい事は、ここに書いてある事を実戦して頂き、それをちゃんと調整をしてくれる教師に見てもらいながら行って欲しいのです。一人では、微妙なところが判りにくいと思います。“ほ”の口でやってみたものの、声のあてどころや、唇の開き加減など、微妙な調整が必要になると思います。最初はこもり気味になる方、多いと思いますよ。気を付けてくださいね。(^3^)←「これくらい前へしっかり唇を突き出して欲しいんです」(^3^)
『携帯から更新しているので、顔文字ちゃんとパソコン上に私が思っている絵で出てるかなあ?後で確認してみよう。』(^3^←この口。 それでは、しっかり前へ口を突き出して、頑張ってください。

2013.9.4 .意外な息漏れの原因

先日、個人レッスンに来られている生徒さんで、息漏れにいつも悩んでいましたが、ついに克服しつつある模様。息漏れと言えば、一番に思い当たる原因に、まず、『お腹の使い方が悪いのかなあ?』と思いがち、確かにお腹の使い方も原因のうちの一つとして考えて良いでしょう。しかし、もう1つ意外な原因がありました。それは、口の開け方です。口元が綺麗にほどよく縦に開く事。
下顎が下へ落ち過ぎていたり、口元が歪んで開いていたり。先日の方は、口元が歪んで開いていて、おまけに口角がゆるく、横に広がって開いてました。その口元をきゅっと絞って、はひふへほ の “ほ”の形で開いてもらったら、息漏れがとたんに無くなりました。この口の明け方、はひふへほの“ほ”の形で開ける事の詳細は、また後のブログに更新します。
いつも私のブログを読んで下さってる方、ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします☆
m(__)m(^-^)

2013.9.3 テスト送信

テスト送信

今日はグループレッスンでした。( ^O^)♪

今日は、グループレッスンでした。グッゲンハイム邸で6人で歌っています。6人はとてもよく歌いますが、やはり、6人では寂しいです。30人くらいまで人数が欲しいです。大きなお屋敷で歌っているので、天井が高く、空間が広々していますから、気分がとても良いです。30人は余裕で、また、塩屋の海沿いは空気も良く、気持ちのいい場所です。
歌っている曲は、その日の気分でいろんなタイプの曲を歌っています。
昔懐かしい愛唱歌をはじめ、今日は、イタリアカンツォーネの、Partilono le rondine(忘れな草)を、原語、原調で歌っているので、音はとても高いです。今居る6人は、もう習い出して長いので、なんとか高い音も出させるようになってきています。しかし、あまり大変な時は、専属の伴奏者さんがいるので、3度くらい下げて弾いてもらって歌っています。
次回のグループレッスンは、30日(月)1時スタートです。生徒さんから、リクエストがあって、「さくら貝の歌」を歌おうかなあ?と考え中。 外国の歌も、日本の歌も、音の高い歌も、低い歌も歌います。
何か、歌いたいなあと思っておられる方はぜひ覗きに来てください。みんなで斉唱です。みんなで歌うのは、また、個人レッスンと違う味わい、楽しみがあります。

2013.8.30  歌が上手くなるコツ

今日も、生徒さんの個人レッスンをしていて思いました。やはり歌が上手くなりたかったら、毎日、10分でいいです。声を出す時間を毎日持ってください。毎日が難しかったら1日置きでもいいです。自分にあったペースがあると思います。忙しい皆さん「さぁ、今から10分だけ声を出そう」と思ってほんとに10分でいいです。多くても30分。余裕のある方は、1時間。できたら、歌の練習は、1時間までにして頂けたらと思います。沢山歌う事は、かえって、声を潰す原因を引き起こし安いです。歌ったり歌わなかったりではなく、コンスタントなペースで声を出すのが好ましいです。毎日なら毎日、1日置きなら1日置きに。やはり歌は、身体内部の筋肉を沢山使って声が鳴るので、発声云々も大事ですが、歌って鍛える筋肉と言うものが必要です。
筋肉がないと、せっかく丁寧に教わった発声法は活きてきません。歌ってしか鍛えられない筋肉と言うものがあります。
少しずつ鍛えられた筋肉で、声に艶が出て、キラキラと輝く声で歌ってください。そうなると、人生楽しいですよ(^-^)

2013.8.28  歌う場合のスタッカートについて

今日は、スタッカートについてお話します。(^-^)
スタッカートの意味は、音楽用語として「断音」と習うのですが、しかしそれは、歌う場合、「断音」つまり、「切る」では少々ニュアンスが違うように感じます。「切る」という概念でいますと、どうしてもブツッと切って歌われる方が多いので、歌う場合には、スタッカートは、イタリア語辞書にもありますが、「分離する」、「離す」という意味があります。つまり、「音と音の間を離して歌う」そいうイメージであって欲しいと思います。ブツッと切ってしまうと、しかも、前にお話しましたように、お腹を凹ませてしまうやり方ですと、母音も短くなり過ぎ、おまけに響かないし、音程もとれていない状態になりやすいです。
歌っている間、お腹は凹ませません。スタッカートの時も凹ませません。
スタッカートは、短く軽やかな音であって欲しいと思います。スタッカートが連続している時には、短く軽やかに響いた音の連続 とイメージして、決して大きな声は必要ありません。短く軽やかに響きある音(声)の連続と思って歌ってください。
因みにに今日生徒さんが歌われた曲目は、イタリア古典、トスティ作曲のセレナータ です。この曲をご存知の方、最初のスタッカートの音、ブツッとお腹で切らないでくださいね。(^-^)♪母音をちゃんと1拍分歌ってくださいね。次の音との関係がスラーにならず、離して歌ってくだされば、スタッカートとして、言葉的にも成立すると思います。スタッカートの意味の概念を少し変えて考えてみてください。
(*^_^*)

2013.8.27  今日の個人レッスンで歌われた曲目。

今日も個人レッスンでした。
今日生徒さんが歌われた曲目は、イタリア古典歌曲の、スキーラ作曲 sognai
日本唱歌の、荒城の月 浜千鳥 出船 その他、夢路より アニーローリ コンコーネ等々です。
個人レッスンで、日本唱歌や、童謡、をマンツーマンで直接習えるのは贅沢なレッスンかもしれませんよ(^^)v童謡も原調で歌うと結構音が高いです。なので最近は、歌いやすく移調した童謡歌曲集という便利な本が出ているので、その本を使って、腹式呼吸や、喉を開ける練習をしているうちに、いつのまにか原調で歌えるようになる方もおられます(^O^)♪♪♪☆

2013.8.26  今日の個人レッスンでの曲目。

今日個人レッスンで生徒さん達が歌った曲目を一部紹介します。
ロッシーニ作曲 プロメッサ。フィレンツェの花売り娘。イタリア古典歌曲 Star vicino 日本唱歌 椰子の実 この道。その他コンコーネ等々。
ほんの一部ですが、これから習いたいなあと思っておられる方の為に、『どんなのを歌ってるんだろう?』と興味をお持ちの方々の為に時々紹介しますね。参考になるといいのですが…
(^O^)/♪

2013.8.23  お腹の使い方

お腹の使い方ご存知ですか?
なぜか、歌う時、お腹をわざわざ凹ませて歌うように習う方が多いようです。
本当は全く逆です。
息を吸う時、お腹は膨らませます。息は肺に入り、肺も下へ下がります。同時に声帯の位置も下へ下がり、お腹の中の物も下へ下がります。その状態をなるべく長く、だいたい1フレーズ(2小節〜4小節)は、凹まないように踏ん張って頑張ってください。

お腹を凹ませてしまったら、お腹の中の物は全部上がってしまいます。支えも何もない状態になってしまいます。それでは、声もアップアップしてしまって、水に溺れた時のように苦しい状態になります。歌っていて苦しい方、お腹を凹ませていませんか?お腹が凹んでいては、長いフレーズを歌えませんし、さほど力のある声は出ません。そういう状態の時、大抵、声に艶はなく乾いた声が出てると思います。お腹は膨らませて、中の横隔膜から下にある内臓は下腹の方まで下がるようになっていますから、お腹の中のものは下へ下げて歌ってください。大抵、専門家は、「横隔膜を下げて」という表現をします。
スタッカートの時も同様に。お腹をペコペコ凹ませて、声をお腹から噴火させたように出さないでください。スタッカートは、何も、お腹で切っている訳ではありません。
短い音を遠くに置くように出します。切る必要はありません。スタッカートの意味は、切ると言う意味ではありません。それはまた後日。とにかく、歌う時、お腹を凹ませては歌わない事を知っておいて欲しいと思います。
日本では、あまりにも真逆を習う方が多いように見受けられます。
イタリアでも、そう教える先生がいるようです。でも、スーパースターと呼ばれている世界のオペラ歌手達は、お腹を凹ませては歌っていません。
むしろ、歌っている間は、胴周り全体を太らせながら太らせながら歌っています。

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