生徒さんが歌う曲です。
扱う曲はほとんどイタリア語のものです。
生徒さんは全くの趣味です。
私の教室にくるまでオペラなんて聴いたこともない見たこともない
それでも歌は歌いたかった
綺麗な声で何か歌えたら
ほんとに漠然とした気持ちで訪ねてこられる方がほとんどです。
段々に私の世界へ引き込んで行くのですが
はまった人はある程度自分で勉強をしてきてくれます。
だけれど、全く知らないイタリア語を一人で辞書を引いて、何もかも一人で勉強しなさい、と言うのはとても酷な事です。
自分の為にもなるので、私も一緒に勉強します。
歌の解釈を深くしようと思ったら単語一つ一つ知らないといけない。
もっと深く解釈しようと思ったら別の書物も必要になってきます。
舞台に立つプロのオペラ歌手達も、歌う勉強とは別に
ディクションのようなものを勉強しに行っている人もいるくらいです。
なかなか台本を読み込む
人物の心の細かいところにある心情や、
感情の動きまでを理解するのは
プロの歌手でも容易ではありません。
ましてや外国語
英語とも違う
イタリア語
オペラはほとんどイタリア語です。
私も一緒に勉強せずしていつ勉強する?
何を教える?
勿論、声を出すだけでも精一杯なので、発声法が主になります。
でも、せっかく歌ってるなら
人物の背景や、感情、心理くらいは
歌詞の裏に秘められた心の描写、てありますよね。
それに、先生はなんでも知ってる
沢山のものを知ってる
自分が知らない事を教えてくれる
そういう人には誰だって憧れますし
接していて楽しいですよね。
私自信もコツコツ努力する事
辞めない事
続ける事だなあとおもいます。
疲れたら休んで
誰かの為にではない。 自分の為に、それが誰かの為になるから。
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