昨日、伴奏合わせにでかけておりました。
とてもいい練習ができました。
昨日で二回目の合わせでオーディション前の最後の合わせとなりました。
伴奏者さんやっぱり優秀やわ。
過去にCDの録音した人
よく一緒に演奏もしてきた人です。
練習の中で、低音がなんか響きにくい
朝はちゃんと歌ってたのにと思っていたら
伴奏者さんが言いました。
なんかね、上顎の奥が下がってるみたい。
奥が上がったまんま、そのまま低音も歌ってくれたらいいのに
急にその音から音色が変わると教えてくれました。
わたし、それを聞いて直ぐ気がつきました。
ある音から知らぬうちに地声になってるんだなと。
そして、直ぐ意識して喉を開けるように歌っていたら、やっぱりまだ不自然。
なんか、こりゃしんどい
どうしよう?
てなっていたら
そこは歌うと言うより喋る部分でしょう、と。
喋ってみたら、て言うから、ほんとに喋ってみた
嘘のように響き
それも自然
とてもよく通る
つまり、歌おうとするからその音程を歌うには口が開きすぎる
開きすぎると後ろが下がる。
鳴らそうとするために押して歌うようになる
喉は持たない。
自分はいつも喉を開ける訓練をしてきたし元々そんなに詰まった声ではないから
今、そんなに開いてないとは思わなかった。
それがいけなかった。
日本人として生まれて
そのDNAが組み込まれているわけだから
歌うとなったら相当の意識改革と
相当の訓練をし続けなければならないと
自覚しました。
日本人にとって、喉を開けるとは
相当難しいと言う事
全ての音程を
喉を開いてオペラ一本を歌いきるとなると
そりゃもうよっぽどの訓練をしてきた人でないと難しい。
私は、よっぽどの訓練をしてきたつもりだったのに。
まだ足らない。
歌っている限り一生涯。
喉の開くことの難しさ
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