こんなに頑張ってるのに、なんか上手くいかない。
上手くいかない。
そういう時、あるんだよね。
頑張りが空回りする。
それでも信じてやっていないと。
絶対大丈夫。
私はやれる。
大丈夫。
モシュクさんはやっぱり凄いよ。
比べる相手じゃない。
だけど、私のファンは、何があっても、私のファンでいてくれるの?
モシュクさんは凄い、と認めつつも、でも、先生だって…
て言ってくれる。
嬉しいですよ。
嬉しいけど…。
そういう人の気持ちや期待を裏切らないようにするのは、とても大変。
もっとこうしてー、あーしてー。
頑張ってー。
こうなってー。
もっと働いてー。
もっと舞台に立ってー、もっと聴きたい。
そしてもっと私を構ってー、こっち向いて!
私を見てー。
人としてこーあるべき、とか。
文句を言いながらでも私に歌を教えろと。
ストーカーじみた人まで出てくる。
先生の事は大好き、歌って欲しい、だけど発表会開いてくれないなら、教室を辞めます、とか。
そして、発表会を開いてくれる教室へ。
そして、私の事は見に来る。
いいですよ、いいですよ。別にいいですよ。
どうぞ見に来てください。
これからも応援のほど宜しくお願いいたします。
ちょっと不思議な現象だけどね。
歌手業と、教える業の両立は、本当は不可能だと思います。
歌手には歌手の仕事、やらねばならぬ仕事が毎日あります。
それは日々の訓練と集中力です。
でも、私は自分でこの道を選んだのですから、それなりのやり方で完璧に歌いたい。
超一流と同じように歌いたい。
欲張り過ぎる。
それでも、そう思うものしょうがない。
手に届かないと解っていても、それでも求めるんだから、しょうがない。
なんか上手くいかない。
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