私の生徒さんたちは、ほとんどの人に旦那様がいる方が多いのですが、私は結構な年齢なのに、今だに独身。でも、最近の私は、人を愛すると言うことはどういう事なのか？とやっと解ってきたような気がしています。これから私が話す事が間違っていたらすみません。誰かの役に立ち、誰かの慰めや、希望になればいいなあと思います。
『愛のお話』
もし、好きな人ができたら、「付き合おうよ！」ではなく、そっと静かに好きな人を見つめていればいいんじゃないかなあ…。そうすれば好きな人が必要とする時、絶妙のタイミングで、愛を表現するチャンスがやってきます。そうした時、無理なく好きな人の心に愛が届くのかなあ…？と思います。時にこちらの愛情を受け止めてもらうまでに、かなりの時間がかかる時もあります。パッと意気投合する時もありますが、時間が必要な時もあると思うんです。いつも、その人のそばにいて、心で見つめているというのかな？それでいいと思うんです。でも時に激しく、心をぶつけてみる！これもいいと思います。でも基本的に、愛の見返りを無理に期待せず、求めず、ただ静かに思いやりを持って好きな人を見つめていれば、自然とチャンスがやってきますし、それなりに受け止めてくれる時が必ずやってくるように思います。愛にはいろんな愛があります。友愛とか、恋愛ができると素敵だけれど、異性との友愛も素敵だと思います。愛の押し売りや、求め過ぎたりしなければ、好きな人と長く
ずっと一緒に、楽しくいる事ができますし、そうこうしているうちに、ほんとに結ばれる事もあるかもしれないし、ひょっとしたら残念ながら別れが訪れるかもしれません。たとえ別れが訪れたとしても、私はとことんあなたを愛したという何か自信みたいなものが出てきて、異性を問わず、いろんな人に愛を注ぐ事ができるようになってきて、恋人がいなくても、結婚をしていなくても、人間愛というものを知る事ができます。そうすると、自信を持って、孤独感にさいなまれる事なく、一人ででも力強く生きて行く事ができると思います。「愛されたかったら、愛しなさい」とよく言いますが、「こんなに愛してるのに、解ってくれない」とか、「振り向いてくれない」とか、それは、愛しているつもりになっていて、ほんとの愛ではないと思います。そう言って、相手からの愛を求めているうちは、いつまでも振り向いてくれないし、解ってもらえないと思います。また愛を持って好きな人を見つめていれば、自ずと、自分から去るタイミングも心にさほど無理なくわかってくるように思いま
す。そうすれば激しく傷つく事もないと思います。大抵は、恋愛にはならなかったけれど、なんとなく、好きな人といい距離感が掴めて、ずっと楽しくいれるし、人を愛するすべを知っていれば、ふさわしい人がふさわしいタイミングで現れるんじゃないかなあ…？と思います。
愛は、思いやりだと思います。静かにそっと思いやりを持って見つめて、好きな人のそばにいてあげたらいいと思います。それが愛と名のつくものに変わっていくのかなあ…？『愛』て、そういうものかなあ…。
