ブラームスのピアノ曲、Op118 No.2

 

これ、是非是非お勧め曲です

 

ブラームスが生涯愛したクララ・シューマンに送った曲

 

愛の告白の曲

 

曲の中にブラームスの想いが全て詰まってる曲

 

ブラームスは内気で孤独な人でした

 

あまり自分の思いを人に話す事は、ほとんどできなかった人だったようです

 

クララ・シューマンは、作曲家、シューマンの奥様でしたが

 

シューマンが自殺をしてしまいます

 

そこで、かつてよりシューマンと付き合いのあったブラームスがシューマン一家を支えようとクララのもとへかけつけます

 

クララは一流のピアニストでした

 

そんなある日、ブラームスはピアニストであるクララの為に曲を書いて送りました

 

ブラームスはクララを愛していましたが

 

極度に内気だったことと、シューマンを尊敬していたので

 

亡くなったとはいえ、尊敬していたシューマンの奥様を奪うような事は出来なかったのかもしれません

 

愛の告白も何もできないブラームスは

 

その熱い胸の内を、曲にしたためました

 

クララは、それを受け取り、ブラームスの孤独と情熱と、愛を曲から受け取り、自分の演奏会でその曲を弾いていました

 

恐らく、クララもブラームスを愛していたのではないかと、クララの日記から伺い知れるような文章が残っています

 

ブラームスと、クララは、音楽を通して

 

深い心の交流をしていました

 

一生涯、二人は男女の関係になる事は無かったそうです

 

精神性の深い繋がりを持って、心を通わせ、ブラームスはクララを愛していました

 

人間の行き着くもっとも大いなる最後は愛しかないのだと悟り、愛を込めて書いた曲

 

ある日、クララが病気で亡くなり、その1年後

 

後を追うようにブラームスも亡くなったそうです

 

ブラームスが大切だと思っていたものは、信仰と希望、そして、最も大切なものは、愛だと残しています

 

そんなブラームスが生涯内に秘めた愛を曲に込め、愛するクララに送った曲Op118  六つの小品集 No.2  是非是非聴いてみて

 

どんな人の心にも寄り添ってくれるような曲です

 

泣きたい時、孤独に感じる時、是非にお勧めの曲だと、研究者が挙げておりました