音楽から離れていた期間はたったの半年
人生の中でたったの半年
3歳からピアノのおけいこに行くようになって
そこからずーっと、離れたことなんてなかった
でも去年、いよいよ、本当に歩みがピタッと止まって、にっちもさっちもいかなくなったし、嫌気もさしていたし、全てに怒りを感じていたし
もう精神的におかしくなってしまいそうだと思ったから
この道を終わらせようと思ったのだけど
終わらせられない
本当に私がなりたかった姿というものがやっぱりあるし
私は声を持って産まれてきたのに、歌声は、神からの恩恵なのに
それを捨てることはどうしてもできない
後20年は歌えるはずなのに
先ずは、身近な人を喜ばせていこう
それの積み重ねだと思う
そして、会社は会社だけど
会社で知り合った人達も、凄く素敵な人が多い
離れたくないなあ
ずっと一緒にいたい
若い人も、年齢が近い人も、年上の人も
みんな素敵なんだ
絶対一緒にいたい
だけど働き方は、ほどほどにしないと、やりたい事がやれなくなってしまう
超勤は、もうしない方向で考えたいけどなあ
そして、心にあまり負荷がかかると、それだけで疲れてまたやりたい事ができなくなってくる
でも、この半年間、自由で楽しかったなあ
音楽の事を考えなくていい
お休みの日も練習もしないで、お昼寝したり、お出かけしたり
練習をしなくてもいい、は、とーっても楽だった
練習してからでかけようとか、練習しておかないと歌えなくなる恐怖感や、罪の意識がないのは、とても楽だった
本番を確保しなくてはならないというもどかしさもなく
成功させなくてはならないプレッシャーからも解放されて
人と比べてしまう、また比べられてしまう
しかもそれを親がしかけてくる
そういう悔しさも何もないの、本当に自由だった
会社の中でも、去年の11月からは、おもいっきりわがままに振る舞ってしまって
それが今頃になって、仇となり
おっとどっこい、このままではちょいまずいぞ、とつい先日気がつかせられたのだけど
まるで、この半年間、幻想の中に住んでいたような感覚でした
私を下の名前で呼ぶ先生に、小澤征爾さんの指揮で歌いたいな、て、言ったら
連れて行ってあげようか、会うくらいは簡単だぞ
僕は友達だから、と、
悪魔のささやきに聞こえた
音楽の世界は、深入りするのは怖い気がしてしまう
私のレジェンドとなったもう1人の先生は
イタリアでマフィアに連れていかれたのやって
Signor ARIHARA. Ben Veneto. 「シニョール在原、良く来たね」と
何かあったら私に言いなさい、て、言われたのやって
そこで返事をしてしまったら、マフィアと取り引きが始まってしまうから、先生は返事はしなかったのだって
ビシッと、スーツを着た人達に取り囲まれて、黒い車に乗せられて、オリーブ畑の中をずーっと行ったのだって
ホントに、映画ゴッドファーザーの1シーンみたいだった、と、言ってました
トップスター達の裏では本当は、何が行われているのだろう?
本当はやくざな、悪魔の世界かもしれない
デビィーアのパトロン達、半日一緒にいてそれも偶然知り合ったんだあ
⬇️
フランスのメルセデスヴェンツの支店長と、イタリアの画家さん
デヴィーアのところまで連れて行ってくれた
イタリア語でずっとお話してて、よく話せたなと思う
⬇️デゥイーアさん、おっかなかったなあ
なんか、友達にも会っちゃって、なんか私にぞろぞろ付いてきちゃったの
音楽から離れていた期間
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