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私がいつもお手本にしているマリエッラデヴィーアさん

 

よくこの写真の姿勢になって歌ってます

 

顎が上がるのね

 

これね、どうしてこうなるか?

 

私も最近この姿勢でほとんど歌ってます

 

背中から首にかけて、息がスーっと抜けていくように、真っ直ぐの状態を作っています

 

これ、きちんと理に叶った姿勢なんです

 

私は、例えばこういうフレーズに来たら

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必ずあの姿勢になります

 

ソプラノの歌は、ほとんどがそういうフレーズの連続なので、ずっとあの姿勢になります

 

なので、どんな時も暗譜でないと、いい歌が歌えないような気がしてきた今日この頃です

 

ベルカントの特徴は “Sul fiatto” です

詰まり、息に載せて といいます

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この姿勢でないと、息の乗り方が違うのです

 

声が明らかに違うのです

 

 

そして、歌う時は、常にオープンハートです

 

心を閉ざした状態では、声は出てこないのです

 

大っぴろげに、心を開いて表現していくものです

 

時と場合いにもよりますが、歌い手は、いつでもどこでも、すーっと、なんの躊躇なく歌えないといけない

 

なので常に毎日の生活の中で、歌と共にあって

 

いつでも声を発せられる状態にしておかなくてはいけません

 

パッと反応できる身体にしておかないといけない

 

歌う事が取り立てて、特別な事では、あんまり歌手は向いてないのかもしれませんね

 

だからといって、大切な喉ですから

 

むやみやたらと、喜んでホイホイと、いつでも「歌って」と言われて歌うわけではありませんが、時と場所を選びますが

 

基本的に、歌う事が日常の中に常にあるという状態でないと

 

歌手の仕事は務まらないのではないかな?と、思います

 

「千賀さんは、いつでもどこでも歌ってといわれたらスーっと歌うじゃない!」と、人から言われた事がありましたが

 

仕事でいつも生徒さん達と歌っている事もあって慣れてるのでしょうか?

 

全然、特別な事ではなく、これも当たり前というか、私にとっては自然な事です

 

ただ、自分の喉を労りたいので、控えたい時は多々ありますが

 

精神的にだか、魂的には、全然普通です

 

なんてことないことです

 

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