オペラの中にはbuffa と言って喜劇というものがあります
しかし、歌曲や、ピアノ曲には、seriaと言って
真面目なとか、どことなく切ないメロディーのものが多いように思いませんか?
明るいもの、綺麗で甘いメロディーはあっても
楽しい、喜劇的なものは、少ないように思います
やはり、人間の感性として
切ないとか、哀しみというものは、本能的に持っているので
イメージがしやすく、自分の体験からも繋がり安いのだと思います
でも、楽しいというものは
意識して、自分から作り出していかないといけないので
どうしても、切ない哀しみのあるメロディーの方が浮かびやすく
共鳴、共感しやすいのだと思います
人を笑わせようと思うと、結構考えないといけなかったりしますものね
ジョーク一つ言うにしても
結構頭を使いますものね
音楽は何故、哀しいものが多いのか?
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