こんにちは。ヾ(=^▽^=)ノ今、私の生徒さんで、『オルフェオとエウリディーチェ』というオペラのアリア“エウリディーチェを失って”というアリアを歌っておられる方がいらっしゃいます。とても有名で人気のアリアなんですよ。声種はメゾソプラノのアリアです。お話しはギリシャ神話、内容は、ざっくりこんな感じ。→エウリディーチェが死んでしまいます。エウリディーチェとオルフェオは夫婦です。
オルフェオの悲しみに同情した、アモールという神様が妻のエウリディーチェを取り戻しに、死の世界に下る事を許します。
しかしオルフェオは、地上へ向かう途中で、エウリディーチェを見てはならないと言う条件を付けます。しかし、訳の分からないエウリディーチェは、何故、夫が自分の顔を見てくれないのか?愛されていないのか?と、夫を不実に思い、こんな仕打ちを受けるなら死んだ方がまし!〔死の世界では、自分が死んだという意識はありません〕と、夫のオルフェオをなじります。オルフェオは、苦しみに耐えられず、つい、エウリディーチェを見てしまいました。途端に、エウリディーチェは倒れて死んでしまいました。
そこで、絶望したオルフェオは『どうしよう?』と、『愛する人を失ってどこへ行けばいいのか、どうしたらいいのか?』と、歌うアリアです。そのアリアの後、オルフェオは自殺をしようとしますが、アモールが現れて、彼の篤い誠を報おうと告げ、エウリディーチェを生き返らせてくれます。夫婦は再び幸福に結ばれます。
メゾソプラノの曲なので、音が全体的に高くない事と、技法が複雑ではないので多くの方に歌ってもらいやすい歌かもしれません。
2013.9.22 .歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』より、エウリディーチェ を失って
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