今日、朝一番の生徒さん。
御年、70過ぎておられます。
前に私がみんなにやってね、と言った呼吸の練習50回をずっと毎日やってるんだって。
開口ハミングがとても綺麗に美しく出てるので、
「凄く上手ですよ」
と言ったら
「前に教わった呼吸の練習毎日50回をやるようになってから、声が出やすくなった気がするんです。」
との事。
なんて素晴らしいのでしょう。
私がやったらいいよ、と言う事は全てやる方です。
私思いました。
これの意味がわからない、こうやっても上手く行かない。
と言って、なんだかんだ感想を言う人、結局さほど練習してない、やりなさいと言った一つ一つをやらないでいて、結果だけ求めるから、意味がわからなくなる。
でも、上手く行っても行かなくても、基本的にやったらいいよ、とアドバイスした事をなんの疑問も持たず、ただひたすら黙々とやる。
黙ってやるんだよね。
「こうよ」
と言った事に対して、まず疑問から入るのではなく、上手く行っても行かなくても、とにかくその通りやり続ける。
やり続ける事!
その内、総合して身体が整ってきた時、全てのつじつまが合う。
結果が出てくる。
それは意味がわからない、それだと上手く行かない、と、ごちゃごちゃ言う人は
結局自己流で
こうかな?あーかな?
と勝手な事をやってる。
我が強いんだな。
先ず黙って受け入れる、やってみる。
上手く行かなくてもやってみる。
最初から上手くいくわけないの。
全て日々の訓練である事を私は伝えてないんだなあ。
今日わかった。
所詮、趣味の程度の事だから、と私も普通に相手の言い分を受け入れ、とっても優しい先生を演じてる。
もう、こういう事は辞めよう。
こちらがやったらいいですよ、
こうですよ
と言う事をしっかりやってから、意見なり、なんなり、持論を言ってください。
と、言う事にしよう。
そうしよう。
別に口には出さないけれど、こちらがそういう気持ちでやらないと。
でも、それを説得力を持って伝えるには、絶対なる
自信
自分に自信がなかったら伝えられない。
それには、自分が先ず歌って示せる事。
そのメソッドを熟知して、ほんとに自分のものにしてなかったら、伝えきれない。
それからだよ。
お金を頂くのは!
でも、もう私は迷いがないから、このまま自分のやってる事に自信を持って突き進もう。
80歳になっても、90歳になっても、この方は歌えます。
おもいます、昔の方はなんて素晴らしい人が多いんだろう。
この方だけではありません。
他にも素晴らしい方がおられます。
きっと、目上の人に逆らうとか、基本的にないんだわ。
人を敬うとか、きちんと厳しく教育されてるんだわ、きっと…。
私も今までの態度に反省します。
我が強いのはいかんね。
教えていても思います。
相手を変えるより、変わるのは自分。
自分を変えないと、相手も変わらないのよね。
私の生徒さんは偉い!呼吸の練習毎日。
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