自分の人生について、何年間も模索していました

 

ですが、ようやくはっきりこうして行こうとほぼ決まりました

 

やはり音楽を完全に捨てることはできません

 

今日も1人の生徒さんを通じて思いました。

 

教えるにしても、私は声楽家として、専門家として、また舞台人としての意識を持って生きてきました

 

そして、世界的にも、本当の発声法を、理論を持ってきっちりと教えられる人はそういないと言われる中

 

私は今まで歩んできた人生の中で、1人のある先生から受け継いだ技術があります

 

いろんな事を世の中の人は思うし、言うと思いますが

 

私はその先生から受け継いだものは、確かなものだと思っています

 

それを本当に、自分のものにできるように、訓練と本番を重ねてきました

 

本当は、専門家になろうと思う人に受け継ぎたいと昨今願って

 

教室も一旦は閉じた状態で

 

私がこの人ならどうかな?と思う人、ある1人の方に残ってもらって

 

月に二回、私の自宅に今も歌いに来てもらっています

 

そうしましたら、やはり、見えてきたものがあります

 

その方は、専門家ではないけれども

 

最低限、私の所で習ってるなら、身につけて欲しい精神性や、技術がございまして

 

それを自然に、遊びの中で、受け継いでくれている

 

理解してくれてるなと感じる歌い方をしてくださってます

 

あくまでも、その方は趣味の範囲ですので、時間もかかりますし

 

表に華々しくデビューすることもないのですが

 

教えていて、通じているなと思うと嬉しく思いました

 

今後、少しずつそのような活動をしていきたいと思います

 

今までは、教室を経営する事で、生活をしてきましたが

 

生活の基盤は、別の所に持ちつつ、もう少し深みを持った活動ができるようにしていきたい

 

生活の基盤をガラッと変えたのには、そう言う想いがあってのことです

 

それには新しい生活パターンに先ずは慣れる事をしなくてはなりませんでした

 

そう言う意味では、本当に着々と、1年を過ごしてきました

 

その事で、音楽での歩みが止まったような気がしておりましたが

 

そうではないなと、今日、ある方のレッスンを通じて感じました

 

私はまだ現役です

 

恐らくもう少ししたら、生活の狭間で、歌手として、復帰すると思います

 

その方向へ、自分で向かって行くようにしていきたいと思います

 

クラシック音楽は、日本の文化には元々なかったものなので

 

日本という社会の中で、それを続けて行く事は大変な事です

 

自分はこれまで生きてきた人生の中で、確かなるものを受け継いだと思っているので

 

絶やさないように、50歳からの人生を全うしようと思います