趣味で歌っておられる方は、歌う事の雰囲気を楽しんでおられたらそれで良いと思いますので、これから述べる事は、そんなものなんだなと知っておいてくれたらいいと思います

 

また、求める人は、できるようになってください

 

それは、プロアマ関係ないことです

 

その人がどこまで求めるかです

 

ですがプロと言うなら

 

お金を取って職業歌手として歌っているなら

 

できないと、お金は取ってはいけません

 

ちょっとした事で音程、て、直ぐに狂います

 

上ずるか、下がるかです

 

上ずっているのも気持ち悪いですが

 

多いのは、低いな、と感じさせるものです

 

低く当たる原因は、精神的な事から来る場合いもありますが

 

大抵は、発音の仕方からくるのでしょう

 

結構、声の鳴る位置は高めのポジションにあるため

 

いつも全ての音がそこに当たらないといけない

 

しかし、当たりそこなう事がよく起こります

 

フレーズが下降系のとき、または同じ音が続く時には

 

意識してそこに声がありつづけなくてはなりません

 

おそらく、これが日本語なら無意識にできるのかもしれませんが

 

外国語だと自分では分かりにくいのかもしれません

 

外国語だと、微妙に発語の仕方が違うのだと思います

 

つまり発音の仕方というのでしょうか?

 

微妙に口の中のフォームが日本語にないものなのだろう?と思います

 

または、喉が無駄に開きすぎてる時等にも起こります

 

他に考えられる事は、五線の中の音を、大きく口を開けすぎている

 

喉も開いて、口も開いていたのでは、発音がはっきりしにくいですし、音も大抵は低くなります

 

息の上に完全に載せること

 

A母音は特に下がりやすいです

 

ほんの少し声が内に入っていたり、下顎が落ちすぎたり

 

上顎を高く開けるイメージはいいのですが

 

日本人の特徴として、下顎の力を抜くように、とても言われましたので

 

私の場合いは、そっちの意識が強いので

 

下顎を下げるイメージで開けていると

 

声が落ちます

 

喉を開ける時には、上顎の天井が高く上がるイメージで、下顎は何もしなくていいのです

 

A母音、E母音、は、特に気を付けないと

 

A母音、E母音で音が下がってしまいます

 

もう、微妙なものです

 

いろいろあります

 

支えができていないで音が正しく取れないのは論外です

 

今回、YouTubeのための録音で、六曲歌っていて、各曲の中のあちこちで、それが起こってしまった為に、アップロードできないのです

 

しかもBelcantoを代表する、歌のお勉強中の初心者さんや、学生も、みんな一度は歌う曲です

 

一曲の中で、2小節だけとか、2音だけがそうなっている程度の事ですが

 

それが録音では、なんとも気持ち悪く耳につき、素人くさく思わせます

 

何も知らない人は、プロのくせに、音程も取れないのか?と思われる人もいると思います

 

これは、深く、発声法を勉強したから、起こる事故です

 

勉強の過程で、勘違いは起こるものです

 

音が下降系のとき、同じ音が続くときには

 

最初は、意識しないといけないと思います

 

最終的にほ、無意識レベルで、身体が瞬時に対応しないといけない、正しい発声法です

 

ライブで聴いていたら、その音の狂いなんて、ほんの一瞬だと思います

 

他に表現力もあり、高音も素晴らしく美しく出す事ができて

 

なおかつ、ピアニシモや、ディミヌエンドをする技術があれば

 

それで全体の構成としては、満足してもらえると思いますが

 

録音は耳に残ります

 

音感に敏感な方には、微妙な音の狂いは、耳についてきます

 

そういうものなので、私は、今回の録音は挙げられないでいて、残念に思っています

 

お勉強中の学生さんや、プロ志向の方なら

 

そういうものなんだなと、知っておいてもらいたいと思います

 

プロ意識と言うものも含め

 

その録音に関わった人や、費やした時間等を考えると

 

申し訳ないなと思い、どうしようかな?と悩むところです

 

いい部分が、他に沢山あるので、そこを聴いてもらう事を願いながら

 

えいっ!と出す事もして良いかもしれませんが

 

私は、自分の生徒さんのお手本になるようにという思いもあって、それを選んでいるので

 

音程が、バチっと取れていないものを挙げるのは、しかも、各曲、それがあちこちで起こっているので、どうしても挙げられないなあと思っています

 

自分の楽しみだけでは、やっぱり、素人さんの意識なんだなあと、思いました

 

気楽に、とにかく、気楽に、自分の楽しみの為に、と、思っていても

 

そうはいかない、と、思ってしまうものなんだなと思いました

 

回を重ねる事に、いろいろ思います

 

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やっぱりこの方は、凄い方なんだと思います

 

一糸乱れないと言われています

 

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なので、表情も、緊張感がありますね

 

ただの夢見る夢子では、人前には立てないのです

 

なので、スタッフも一流を揃えたいと思うようになりますし

 

実は、今回の録音に当たり、クラシックを多く手掛けている録音の技術師さんと少し話をする機会がありました

 

やはり、自分の技術に自信を持っておられるのだと思います

 

録音て、何か、違うな、と感じさせるような仕上がりにはならないと思います、と、はっきり言われました

 

本当のプロなんだと思います

 

それなりの値段もしていましたし

 

何故それだけの費用がかかるのかも、聞いていないのに説明をしてくれました

 

やっぱり格好いいなあ、て、思います

 

普段から自信を持って、提供している人の姿勢は、本当に格好よく、気持ちがいいなあと思いました

 

自信がある人は、お金もきちんと受けとる事ができます

 

自分で、自分の仕事を認める事ができなかったら

 

人からなんて、絶対に認められる事はないと思います

 

よく人は、承認欲求を先に人に求めますが

 

その前に、自分が自分の能力や仕事を認めていますか?ということですね

 

YouTubeの登録人数を気にする前に、先ず自分が自分を承認しているか?ということですね

 

良い仕事をしましょう