そういえばモーツァルトや、ベートーベンがいた時代から
音楽にはパトロンがつきもので
音楽家達は、皆、王室に支えていました
絢爛豪華なオペラは、ハクスブルク家がいたからオペラが誕生しました
オペラ歌手達も、王様や王妃様、伯爵家お抱えの歌手がいて
それで音楽家達の生計が成り立っていました
それでも戦争やいろんな事に巻き込まれ、音楽家達は貧しく、モーツァルトは、教えたくもないピアノ講師をした時期もありましたが
やってられん!と言って辞めて帰ってきたら、奥様のコンスタンツェに叱られ、家出され
コンスタンツェのお母さん、つまりモーツァルトにとっての義母から、かん高い声で怒鳴りつけられ、あの『夜の女王のアリア』ができたかできなかったか、定かではない逸話もあって
フリーメイソンのある儀式を魔笛の中で明かしてしまったから
最後、フリーメイソンに暗殺された話も本当か嘘かわからない話であります
モーツァルトの死は永久に謎めいています
生肉を食べてそれに当たって高熱が出て、熱におかされて亡くなった話や
子供の頃から病気がちなところもあって
それが大人になって持病として再発して
病気で亡くなった説もあったり
モーツァルトの死因は、永遠に本当の死因が明かされることはなさそうです
それからお金と才能は別のようです
あんなに才能があっても、貧しい暮らしとは、どういう世の中なのよ、と思ってしまいます
モーツァルトの時代からずっとそうでした
なので私はもう、いろんな事を諦めています
私が願う事は、みんな現代の特に日本の音楽家さん達は願っています
でも、あまりにも自分でどうこうできる問題ではないように思います
時に、この世での幸せを手に入れたかったら
諦める事も肝心です
諦めるはネガティブではなく
諦めるから成功が手に入る
あれもこれも握ってこだわりや、執着をしていたのでは、本当の成功や幸せは手には入らない
人からの承認や、高評価などを集めて幸福感を得るのではなく
人からの承認や、評価等無くても
私は毎日歌って暮らせています
それに満足しています
幸せや成功は、今のその状態で、人によっていろんな状態があると思いますが、自分が今のその状態に満足できるかどうかです
諦めたから腹も立たずに済んでいる事もやまほどありますし
世の中のシステムがすっかり変わって、ベーシックインカムや、フリーエネルギーが導入され、年金や保険が必要失くなった頃には、私はお婆さんになっていて、歌手も引退しています
でもこれからの若者や子供達は、そんなに多くを諦める必要はないかもしれませんね
好きなことがおもいっきりできて、失敗しても何度でもやり直しができる時代になっていることと思います
皆が平等に、本当の幸せになれる未来を期待します
モーツァルトの時代から
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