数年前にね、リサイタルを開いた時

 

父親が、一生懸命に私のチケットを売る事を手伝ってくれたのね

 

その時にね、自分の所属している合唱団の人達に宣伝をしたんだって

 

そしたら仲間から、どこそこで自分もオペラの何かに参加してるけど、彼らはよく歌うよ、て、言われたんだって

 

自分の娘が歌うから、て言ってるのに、そんな余計な、比べてどうのこうの言うそんな人達、失礼だな、て、思った事があります

 

あぁ、そうですか、是非頑張ってくださいね

 

で、いい話じゃない?

 

みんなはよく歌うからなに?

 

何がいいたい?

 

そんな感じ・・・・

 

とにかく今までの次元は、人と競争し、人いつも比べて

 

偉そうに批評めいた事や、批判や、いろいろ言うようね

 

でも、私はもうその時には、そんな誰かと比べてどうのこうの言う次元では歌ってなかったんだよね

 

歌の真髄というのかな?

 

ただただ、それだけを見つめて、求めて

 

インターナショナルな物を知る、という

 

地に足の着いた生き方で、勉強をしてたんだよね

 

父も対抗心があって、私にそんな事を言うやつもいるから、と、けしかけてきたけど

 

そんな事を言われて、心が乱れるようでは

 

次元が低く、そういうレベルの勉強をしてた訳ではなかったから

 

アホくさ、と思って返事もしなかったし、なんて返していいかわからなかった

 

父はなんでそんな人達と、付き合ってるのか?と思いました

 

そんな人達に、チケットなんて売らなくてもいいのに、とも思ったけれども

 

とにかく、売らない事には興行的にも成り立たないものね

 

これからは、本当に自分を楽しむ事だけに、もっともっと集中していこうと思います

 

どんな形であっても、私は他の人がなかなか体験できないであろう、本当の歌の勉強をする機会に出会ったので

 

とても理論的に教えられるし、メカニックを知っていますので

 

15歳から49歳の今の今まで続けてきた声楽です

 

もう楽しむしかないなあと思います

 

誰かと比べて、自分は劣っているとか

 

誰よりは歌えるとか、もうそんな次元にはいませんので

 

今の自分そのままを楽しもうと思います

 

堂々と発信して行く事と思います

 

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