声の好き嫌い、て、時々あると思います

 

それは大抵、高音が窮屈に聴こえるときではないでしょうか?

 

他にもあるかもしれませんが、この理由が一番多いのではないでしょうか?

 

それでも、歌い方や、音楽の作り方がとても上手な歌手もおられて

 

 

あ、この人はこういう声なんだなと理解して聴くと

 

やっぱり素敵だなと思える時もありますよ

 

ボエームのムゼッタというキャラクターは、割りと癖があって

 

1幕、2幕では、自分の愛の行き場がなく

 

ヒステリーで苛立ったように喋るキャラクターとして書かれているので

 

なんとなくキンキンキャン聴こえるように歌っていますから

 

それだけで、時々、あの歌手嫌い❗とか、嫌われちゃう時もあるのですが

 

そうではなく、オペラにはキャラクターの声というのがあるので

 

その特徴も楽しんでもらえたらとても素晴らしい歌手だと納得して頂けると思います

 

CDだけで聴いているのと、生の演技を見ながら聴くのとでは

 

また違った印象にもなると思います

 

さて、私は今日も練習、久しぶりに自分の練習をします

 

やはり、コンサート中止で、気が抜けてしまいましたし

 

新しい仕事もあったりで

 

とても歌うような気がしなかったのですが

 

ようやくまた普段に戻ってきましたので

 

練習をしようと思います

 

切替時間、結構必要ですね

 

私がいつでもパッと歌えるものは

 

La Bohemeのムゼッタか、ミミ

 

ミミは、本当に全曲歌詞が頭に入っています

 

ムゼッタは、一回しか歌っていないので、結構歌詞が怪しい

 

でもこの一回が、素晴らしい想い出のものとなり、好きなキャラクターとなりました

 

それから、ヴェルディのレクイエム、これも、一回だけの経験でしたが、楽譜付きで歌っているので、またよく練習が必要かな?

 

モーツァルトのエクスルターテユビラーテは楽譜が頭に入っています

 

もう恐らくチャンスは私の元へは来ないと思っています

 

何処のコミュニティにも属するつもりが今はないので…

 

他は、椿姫や、リゴレットは、抜粋オペラでしか歌った事がないので、全曲読んであるのですが、忘れてしまってます

 

ですが、有名なアリアはしっかり歌えます

 

勉強したオペラは、L’amico fritz 等です

 

モーツァルトはcosi fan tutte に、La nozze di figaroは、全曲読んであります

 

アリアだけなら沢山歌えるものはありますが、全曲となると、なかなか大変です

 

これから先、私は歌の人生を送っているかどうかはわかりません

 

それでも、こんなに美しい物を知っていると言う事が、永遠に心を豊かにさせると思います

 

価値ある演奏しか、これからは、見聞きする事はないと思います

 

それでも、歌手の声は生身ですから、いろんな時があって歌手は大変です

 

価値ある歌手という風に、世界中が認めている歌手の演奏会なら

 

その歌手がどんな時でも応援しますし、温かく見守ります

 

美しい本当の価値のあるものだけを目に止めていたいと思う今日この頃です