日本のクラシック音楽業界の常識では

大抵、○○協会というように

協会という機関に所属したり

協会とやり取りをするのですが

そういう所で働いておられる方は

大抵1人で幾つもの企画を担当している事が多いです

1人で抱えきれないほどの仕事を担当している場合いが多いです

なので、こちらが問い合わせをしたメールを3ヶ月、半年、返答がないで、待たされることも大いにあり得ます

たまたまタイミングよくトントン拍子で進むものもあれば

待てど暮らせど連絡が来ないということはざらにあります

チャンスを掴みたかったら、短気を起こさず

めげずに何度かはどうなってますか?と、電話で直接担当者に尋ねましょう

メールだけでは、メールに何か不具合いが起こっていることもあってはいけませんものね

そこで、なんでどうやこうや?と問いたださず

目的だけ果たす事を念頭に

返答を待たされる場合いは、どれくらいを目安に待ったら良いか聞いてみてもいいかもしれませんね

一般常識の世界で生きてるわけでは無いことを忘れていると

とても苛立たされることになるかもしれませんね

せっかく聴きに来てくださるお客様に対しても

協会は行き届かない事がありますので

演奏者がお客様に気を配って差し上げるくらいの余裕もないといけない場合いもあります

おかしいなあと思っても

それが日本のクラシック音楽業界の現状なのかなあ?と思います

1人1人は、皆さんどの方もいい方なのですが

組織としては、必ずしもプロではなく

ボランティア的に働いている所が多く、一見大きな組織に見えてもそうでもなく

一般企業のようなシステムで動いてはいない所が多いと思います

その事をよく知っていないと

掴みたかったチャンスを短気で逃してしまったり、正しい事を言っているはずでも、自分の印象が悪くなったりしたのではもったいない

実績を積んで、舞台の経験が1つでも多い事が演奏家には必要な事です。

チケットもチラシも、ギリギリまで送られて来ないなんて、普通にあります

自分でしっかり売り歩きましょう

それがこれまでの、日本のクラシックの音楽業界の現状だと思います

常識が実は常識でない事は、ざらにあることです

自分の常識を振りかざしていると

音楽の世界では、生きにくいこともあるかもしれませんね

しかし、上手く機能している協会も沢山あると思います

演奏者も、上手くやれるといいですね