日本語も、イタリア語も
母音ははっきりしてますね
A E I O U
五つの母音でなりたっている日本語
イタリア語には、単語によって、狭めの母音
開き気味の母音がありますが
だいたいは、はっきりとした母音で成り立っているので
発音はおおまか日本人にとってしやすいものです
ですが、歌い方
つまり発声法が、日本語と、イタリア語とでは違うのです
イタリアものを追求していくと
たまに歌う日本歌曲によって、段々と実感してきます
言語の発声法の違い
日本の歌を日本語らしい響きと発音で歌おうとしたとき
日本語、て、こんなにも下顎に力をいれているのかと
イタリアものを歌うときには、極力意識をして下顎の力を抜いています
イタリアものしか歌わなかった昨今
久しぶりに、本格的に日本語の歌を歌おうとしたら
発音が変になってました
日本語らしく歌う事に違和感を身体が感じます
きちっと日本語をと思うと
下顎に力が入ることを実感します
日本の情緒も出せない
5月のプログラムどうしよう?
40分のプログラムの中で急に日本語の歌を
一曲でも違和感がある
イタリア語モード
日本語モード
ギアチェンジが必要
どうしたものか?
伴奏者さんに相談するべきか?
身体の中が、日本語モードに行きたくないなあと
意識が喋りだした
困ったなあ
自分をなだめること
そこまで徹底的に浸れる自分にも驚くけれども
それくらいの気持ちでやらないと
身に付かないものです
因みに最近のイタリア語会話レッスンで
ネイティブな先生の発音が、はっきり聴こえてしまった
Gliの発音
日本語にはない発音です
famiglia ファミッリアではない
Gli は、リ ではない
はっきり美しく正しい発音を、会話中に聞いてしまったのです
聞こえ出した‼️
聞こえ出したら練習なんだよね
そして私にもできてしまう
耳は、大変いいので
Gli の本当の発音の仕方を知りたい方は
私の所へどうぞいらしてください
LとRの発音も、ぜーんぜん違います
巻かないL
巻くR
でもそれを歌の中で、きちんと発音しようとしている人は
少ないなあと思います
プロの歌手でもです
Rは巻いても、Lはどうしてますか?
意識して発音して歌ってますか?
Nも、ネイティブな人は会話の中でもきちんとNを発音していますが
下手にNは、やらない方がいいです
とって付けたようになってしまうので
Nの発音は、歌の中では、外国人の私達はしない方がいいです
例えば、canzon の最後のnの処理の仕方です
私は、最近でこそ耳が覚えているので、できる気がするけれども
自信がないので、しないでおきます
Nは、ネイティブな人に任せましょう
それか、よっぽど流暢に話せる人なら…
とも思いますが
それでもどうかなあ?
Nの発音処理について、知りたい人は
どうぞ私の所へ
どうやらこういうもの、らしい、という話くらいはさせてもらいます
adesso sta piovendo a kobe. (神戸は今雨が降ってます)
nonostante faceva bel tempo durante il giorno. (昼間はあんなに良い天気だったのに)
allora, buona notte. (それでは、お休みなさい)
La differenza i canzoni giapponesi e i canzoni italiani 日本歌曲と、イタリア歌曲の違い
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