やはり全員発声の見直しをしたいです

伝統的なBelcanto唱法があります

私も同様に、今日(こんにち)の歌手さんを

見ていると、いろいろな事になってるなあと思いますが

例えば、やたらと口が動く人

口で歌ってるのか、顔じゅう口だらけみたいに感じさせる人等々

パヴァロッティ(テノール)

ヴェルゴンツィ(テノール)

フレーニ(ソプラノ)

と、歴代の有名超一流歌手を見ていると

お顔の表情や、口元の動きも美しく

整ってます

イタリアでBelcanto唱法を教えてる先生のレッスンを拝見しても

私の習ったそれだなと思います

口元の筋肉の使い方がきちっとなれば

共鳴腔に声が当たってくるので

そんなに息のこと、支えの事を言わなくても

声が軽くなるので、支え切れますから

息の吸いかたや、支えのことをそんなに言わなくて済むようです

つまり、共鳴腔に声を持ってくるには

口元周りの筋肉の使い方と息の運び方で決まります

支えが弱く感じるのは、口元周りの筋肉の使い方が先ず緩いから

息も上手に運べない

ビブラートがかかってしまうのは、年齢のせいで、支えが弱いからではありません

いろいろと勘違いをしてる方が多いかもしれませんね

イタリア人は、響きについて説明するとき

次の単語をよく使います

被せる(coperto )

暗く(scuro , opaco )

閉める(chiuso)

きつく(streeto)

丸く(tondo)

これらの単語を良く使います

その結果、あのイタリアオペラらしい

明るく高い声が出てくるのです

私自身もYouTubeのおかげて今一度見直しているところです

整い次第、伴奏者さんと共に本格的に歌っていこうと思っています

きちんと自分の人生を歩もうと思います

エンターテイメントではなく

芸術なのでね

楽しいと言っても

どの質の楽しさを皆様はイメージしてるでしょうか?

それを知っている事とそうでないのとでは

愛好家さんであっても

人生の質が違ってくると思います